ヘッドライトを改造しよう!その4 殻閉じ編(GVB)

13 1月

いよいよ殻閉じですが…その前にやるべきことがあります.
それは,LEDユニットの通線です.

本当は,LEDユニットのドライバ部分をヘッドライトのハウジング内に収められると良かったのですが,スペースに余裕がない為,ドライバは外置きとします.
このLEDユニットとドライバの間の配線は,袋打ちになっています.見た目はカッコいいですし,頑丈なのですが,毛細管現象によってハウジング内に水を引き込んでしまう可能性があります.

そこで,この配線途中にあるコネクタの根本を,ハウジング貫通部分とすることで,気密を保てるようにしました.
(貫通部のシーリングは,シリコンシーラントを使用する方も多いようですが,今回はブチルゴムを使用しました.どちらも柔軟性に富んでいますが,ブチルゴムの方が界面剥離しにくいと判断したためです.)

出線場所に悩みましたが,上部からの水滴が落ちてこないであろうこの部分にしました.コネクタが通る程度の穴を開けます.

穴にコネクタを通して,コネクタ部分が穴に掛かるようにします.

その周囲を少しだけ温めた紐状のブチルゴムで埋めていきます.ブチルゴムは,こんな紐状のものを準備しました.ハサミで切るとあっという間に駄目になるので,カッターでサクッと切ります.手が黒くなってアチコチ汚染するので,出来ればラテックスの手袋(ピッタリしたもの)があると良いと思います.

最初は内側に押し込むように,その上から盛り上げるようにして仕上げます.少しドライヤで温めながら入れると,密着して良いと思います.出来るだけ空気を巻き込まないようにすることがポイントです.

今回の殻割りで,最も水が侵入するリスクが大きいと踏んでいた箇所が,この出線箇所でした.この記事を書いている時点で,殻閉じから2ヶ月は経っていますが,特に水の侵入は見られません.ホッと一安心です.


これで,一通りの作業が完了しました.

さて,肝心の殻閉じですが,写真が残っておりません.申し訳ないです.
ただ,非常に苦戦しました.殻割りより大変だと思います.
反省点を含めて,ポイントは以下のとおりです.

1. 下準備が重要!

しっかりと元々あったブチルゴムを清掃しておくこと,取り切れない場合には,しっかりと均して凸凹が出来るだけ出来ないようにしておくことが重要です.凸凹があると,凸の部分が閉じにくく,均等に殻閉じが進みません.

2. 温度調整可能なヒートガンがあったほうが良い.

今回ドライヤで殻閉じをしたのですが,あっという間に冷えてしまい中々殻閉じが進みません.殻割りと違って,局所ごとに温めつつ押し込んでいくので,ある程度パワーがあるヒートガンがあったほうがスムーズです.ドライヤでも可能ですが,温める時間が多く掛かるので,余り能率があがりません.

3. 殻閉じ前に,しっかり乾燥を.

今回,殻閉じ前に数日間の乾燥期間を設けたのですが,それでも内部での水分の蒸発でかすかに曇りが発生しました.幸い,乾燥剤を入れたところ,水滴は発生しなくなりました.
殻閉じ前には,1週間程度の乾燥期間を置くと良いと思います.出来れば乾燥剤と一緒にビニール袋に入れておくと,尚良いのではないでしょうか.また,殻閉じ時に,バルブ点検口などからアクセス可能な箇所に,乾燥剤を仕込んでおくと,後々も安心です.

殻閉じは,ブチルゴムを使う方法と,シリコンシーラントを使う方法があります.前者は再度殻割りが可能ですが,後者は再度の殻割りは出来なくなります.殻閉じは恐らく後者の方が難易度が低そうですが,個人的には前者をオススメします.

ブチルゴムで殻閉じした後,弾性接着剤をあわせ目にそって薄く塗布すると,水が侵入する確率が低くなる…と聞いたので,自分はそれも実施しています.
再殻割りの場合には,接着剤はカッターで剥離して,その後熱を加えてブチルゴムを殻割りすることで,開けることが出来ます.

使った弾性接着剤は,セメダイン社さんの,「スーパーXゴールド」という製品です.
https://www.cemedine.co.jp/home/adhesive/superx/superx_gold.html
私は大きなパッケージを購入しましたが,小さなパッケージでも十分そうです.

再度になりますが,GVBインプレッサの場合は…となりますが,殻割りより殻閉じの方がかなり大変でした.もし殻割りに挑戦される方,殻閉じは十分余裕を持って,しっかり準備をして望まれることをオススメします.殻閉じ後は内部へのアクセスは困難になりますので,しっかりとミスの無いようにしましょう!

(こんなことを言っていますが,私はやらかしています…取り付け編で説明したいと思います.)

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