■キット内容
キットには,以下の部品が含まれております.組み立て前にご確認をお願いいたします.
・内容品
- イラスト基板 1枚
- LED (赤 2個・黄 4個・緑 2個・青 3個・青緑 2個)
- 点滅LED (白色 6個)
- 抵抗器 (2kΩ 1本・910Ω 6本・390Ω 2本・200Ω 2本)
- スイッチ 1個
- 電池ホルダー 1個
部品は袋に小分けされています.
袋から出してしまうと分からなくなってしまうので,組み立て直前まで袋に入れた状態として下さい.
■必要なもの
本キットの組み立てには,下記の工具類が必要になります.別途ご用意下さい.
・別途必要な工具■組み立て方法
以下の注意事項と部品配置図を良く読んで,STEPごとに組み立てを進めて下さい
■注意事項
- やけどにご注意下さい.
- 部品類は,長時間高温に晒されると破損する可能性があります.
- 基板は耐熱性・耐久性の高いUV印刷ですが,強く引っかいたり長時間高温にさらされると変色や傷がつく場合があります.
取扱にご注意下さい.
■部品配置図
回路図を下記に示します.
■部品配置図
□は抵抗器を,◯はLEDを示しています.
各記号の中の文字や数字は,抵抗器やLEDの種類を示しています.
LEDの横の+と-は,LEDの極性です.間違えると点灯しませんので,逆にしないように注意して下さい.
LEDの部品の足が長い方が+,短い方が-です.
部品配置図 表面
部品配置図 裏面
■STEP1
最初に電池ホルダーを取り付けます.
これは,電池ホルダーの熱容量が大きく,長めに加熱を行う必要があるためです.
電池ホルダーを基板のランド位置に合わせて置きます.
この際に,クランプなどで電池ホルダーと基板を固定しておくと,作業が捗ります.
位置が決まったならば,電池ホルダーとランドをはんだコテで加熱します.
十分に加熱されたならば,ハンダを流し込みます.
加熱されたかどうかは,ハンダを軽く触れさせて溶けるかどうかで判断すると良いです.
電池ホルダーと基板の隙間に行き渡るようにすると,上手く接合が出来ます.
はんだを離して,続いてはんだコテを離します.
冷やした後,しっかりと接合されているか確認をします.
■STEP2
スイッチを取り付けます.
スイッチを基板に差し込みます.この際に基板に対して平行・直角になるようにします.
平行・直角になったならば,ピンをはんだ付けします.
まずは,5本のピンのうち1本だけをはんだ付けして,スイッチの角度を確認すると失敗が少ないです.
もしズレがある場合には調整して,基板に対して平行・直角になるように調整してから,残りの4ピンをはんだ付けします.
■STEP3
抵抗器を取り付けます. ■STEP4
LEDを取り付けます.
LEDは挿入した後に,軽く脚を開いて固定するとはんだ付けがしやすいです.
LEDは色や発光方法によって6種類ありますので,間違えないように注意します.
また,LEDは極性がありますので,プラスとマイナスを間違えないように注意して下さい.
LEDの種類と取り付け位置・極性は,冒頭の部品配置図を参考として下さい.
■STEP5
全体の状態,特にはんだ箇所の状態を確認します.
はんだボールなどが残っていないか,はんだがブリッジしていないかチェクをします.
問題が無ければ,電池ホルダーにCR2032電池をセットします.
スイッチをONに切り替えて,点灯するか確認をします.
図のような点灯状態になれば,完成です.
■カスタマイズ
LEDの色変更するなど,カスタマイズが可能です.
LEDを変更した場合には,各抵抗器の抵抗値をLEDに合わせて変更して下さい.
抵抗値は,予めブレッドボード上で点灯テストを行って決定することをオススメします.
■トラブルシューティング
もし点灯しない場合には,以下の順で確認して下さい.
・すべてのLEDが点灯しない場合
- 電池の極性を確認して下さい.
- 新品の電池に交換して下さい.
- スイッチと電池ホルダーのはんだ付けを確認して下さい.
- LEDの極性を確認して下さい.
- LEDと抵抗器のはんだ付けを確認して下さい.
・一部のLEDが点灯しない場合
- 点灯しないLEDの極性を確認して下さい.
- 点灯しないLEDのはんだ付けを確認して下さい.
- 点灯しないLEDに繋がる抵抗器のはんだ付けを確認して下さい.