ヤリスカップカーを買おう!
車を選ぼう
ラリーに出たい!と以前から思っていたのですが,いよいよ行動に移すことにしました.
ラリーに必要なものはいくつかありますが,必要な大きなモノとして車両があります.
レギュレーションを確認しよう
国内のラリーは, いくつかのレギュレーションがあります.
このレギュレーションを読みながら,いくつか選択肢を考えてみました.
1.今乗っているWRX STIをラリー用として改造する
2.コンパクトカーをラリー用として購入して改造する
3.ラリー用として販売されている車を購入して改造する
最初は選択肢「1」が優勢だったのですが,レギュレーションを読み込んでいくと,WRX STI を初心者ラリーで使うのは難しいと判断しました.
特に大きいのは2026年から変更されたタイヤの規定ですが,他にも車両規定に適合させる費用なども理由として挙げられます.
「2」も選択肢としてありですが,規定に適合したロールケージの取り付けなどを考えると...なかなか大変そうです.
そこで選択肢「3」を選択することにしました.
車を買おう
ラリー(モータースポーツ)用として販売されている車としては,ショップなどが改造した車両,メーカーが改造した車があります.
トヨタが販売している車両の中に,「カップカー」と呼ばれる「モータースポーツスターターキット」と言えるモデルがあります.
この車両は,ロールケージや牽引フックなどレース出場に必要な装備を一通り備えています.
このカップカーには,「ヤリス」をベースにしたモデルと「GR86」をベースにしたモデルがあります.
今回はラリーに出ることを目的としているので,「ヤリス カップカー」を契約しました.
ただ,多くの車種同様にヤリスも生産が追いついておらず,半年から1年待ちが普通のようです.
私の場合も打診からは9ヶ月,契約から5ヶ月待ちとなりました.
ヤリスカップカーについて
ヤリスカップカーは,素のヤリス(GRヤリスにあらず)に以下の装備を追加して出荷される車両です.
写真でも少しだけロールケージが見えます(トヨタTRDのHPより)
・ロールケージ
・サスペンション
・フロントアクスルハブ部のボルト変更/スペーサー追加
・水冷オイルクーラー追加
・牽引フック追加
・6点シートベルト
・専用フロアマット
ラリーに出るためには,更に消火器やバケットシート,ラリータイヤなどを追加する必要がありますが,大部分は揃っていると言えます.
カップカーはその特性のため,ディーラー・メーカーオプションは僅かです.
私は,以下の2つのオプションを追加しました.
・ナビレディパッケージ(オーディオ接続ハーネス付)
カーナビやオーディオ取り付け用のハーネス準備がされます.
このオプションを付けないと,カーナビやオーディオ取付にとても苦労することになります.
・寒冷地仕様
ヤリスで寒冷地仕様を選ぶと,バッテリーやオルタネータが大きくなったり,ドアミラーヒーターやアンダープロテクターが付いたりします.
内容の割に価格は安い上に,ラリーで使える装備も多いので選択しました.
この他,TOYOTA GAZOO Racing Recorderがオプションとして用意されていますが,これは社外品で対応しようかと思います.
ヤリスカップカーの諸元
ヤリスカップカーの諸元表です.(トヨタTRDのHPより)
基本的には,一般的なヤリスです.
当たり前のように6速のMTが載っている点が時代を感じます.
変速比は4速がほぼ直結です.ファイナルは4.214です.
エンジンは「M15A-FKS」,圧縮比が「14」もある内燃機関研究の結晶のようなエンジンです.
効率も凄まじく,熱効率は40%に達します.
サスペンションは,フロントがストラット,リアがトーションビームです.コンパクトとしては標準的です.
ショックアブソーバーはフロント・リアともに純正形状のカスタム品,リアは減衰を14段階で調整可能です.
一方のGRヤリスはフロントがストラット,リアがダブルウィッシュボーンです.駆動方式と合わせてこの点がヤリスとGRヤリスの大きな違いだと思います.